在東京ポーランド大使館勤務の外交官直伝のレシピです。こちらは第一書記官のカタジナ・クライ-ショスタック(Katarzyna Kraj‒Szostak)さんにご提供いただきました。骨付きの鶏を使い、ダシのスープまで手作りの本格派。やはりいつの時代でも、どこの国でも、ひと手間をかけたお味は違いますね。
材料:
骨付きチキンもしくはターキー 250g
スープ用の水 500ml強(最終的にスープが500mlになるようにします)
ベイリーフ 1枚
オールスパイス 2粒
黒胡椒 8-10粒
ゼラチン 10-15g
にんにく 2片
玉ねぎ 1個(お好みで)
にんじん 1本
固めにゆでた卵 1個
缶詰のグリーンピースとコーン 適宜
ディル もしくは パセリ 適宜
タイム 適宜
マジョラム 適宜
オレガノ 適宜
塩 適宜
レモンもしくはビネガー(取材時の夕食会ではワインビネガーを使っていらっしゃいます)
ゼリー用の型(浅めの容器で代用も可)
手順:
- 最初に鶏のだしスープをつくる。鶏、ベイリーフ、オールスパイス、黒胡椒、塩、タイム、マジョラム、オレガノ、まるごとのにんじんと玉ねぎを鍋に入れる。水を入れ、弱火で肉が柔らかくなるまで煮込む。最後のほうですりおろしたにんにくを入れ、塩で調味する。
- 肉とにんじんをとりだしてから、スープをボールにあける。スープが冷めてきたら、ゼラチンを入れて溶けきるまでかき混ぜていく。肉を骨と皮からはずし、小さなサイコロ状に切る。ニンジンもお好みの形に切る。
- 薄切りにしたゆで卵(お好みで)、グリーンピース、コーン、ディルもしくはパセリ、にんじんを型の底に置く。型の半分までゼラチン入りのスープを流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
- ゼリーが固まったら、その上にサイコロ状に切った肉をのせ、再度スープを流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
- 食べる直前に型をひっくり返してゼリー寄せを皿によそる。スライスしたレモン、もしくはビネガーを添えて召し上がれ。
カタジナさんからのアドバイス:提供する前日に作るのが理想的です。